第一回 藤ヶ谷担卒業式
「これより、第一回 藤ヶ谷担卒業証書授与式を行います。
卒業生、入場。」
〜BGM : Thank you じゃん!〜
ここでまさかの卒業生入場でThank youじゃん!卒業式らしくない明るい曲ですが私はこれで入場したい。イントロ冒頭の「Thank youじゃん!」で出てきて振りをちょこっと踊ってAメロ始まってステージから降りていく。あ、登場はステージの袖から出てくる感じです。
この後、『光のシグナル』を斉唱し、卒業生に卒業証書が授与されます。
「残留者、送辞。」
代表者送辞:サクラが綺麗に咲き誇り、ゆらゆらと舞い散る素晴らしい良き日。ぐりさん、本日はご卒業おめでとうございます。ぐりさんと出会ったのは何年前だったでしょうか。あの頃のぐりさんはジャニーズ自体が初めてで「担当ってナニ?」といった具合に右も左も分からない世界に一人で足を踏み入れ、緊張していましたね。しかし今ではすっかりコンサートでの暗黙のルールも把握し、担降りも決意なされるほど立派なジャニヲタへと変貌しているのですから驚きです。(中略)これまで藤ヶ谷担としてヲタク生活を歩んできたぐりさん。きっとこの決断を下すのは勇気がいったことでしょう。ですが忘れないでください。担当が変われどぐりさんはぐりさんです。これから新たなヲタク生活の幕開けですがぐりさんらしく、その彼を応援してあげてください。
〜残留者 感じるままに輝いて 合唱〜
ただ踊るように はばたくように
感じるまま 君らしく輝いて
おもいきり煌めいて 君らしく輝いて
素晴らしい曲ですね。卒業生は涙涙です。この選択が間違いなのかな、とか、みんな友達やめちゃうかな、とか少々不安もあった卒業生ですがこの歌を聞いて心がスーッと軽くなります。
「卒業生、答辞。」
卒業生答辞:ジャニーズとは無縁な生活を送っていた私ですが、数年前、テレビをなんとなしに見ているとあるアイドルに目が奪われ、それ以降興味を持つようになっていました。それが藤ヶ谷さんでした。なんせジャニーズをこんなにも好きになるのは初めてだったのでこの世界に足を踏み入れることにかなり躊躇していました。ですが「もう、いいや!」と開き直った瞬間から今日まで、私のヲタク人生は毎日が煌びやかで輝いていて毎日が楽しくて仕方ありませんでした。こんなにも生活に明るみが出るとは思っていなかったので毎日こんなにも幸せを与えてくれた藤ヶ谷さんには大変感謝しています。(中略)この度私は藤ヶ谷担を卒業し、また新たなヲタク人生を歩んでいきます。藤ヶ谷さんのことは今でも変わらず好きです。本気で笑うと目が土偶のようになる藤ヶ谷さん、メディアにはクールで何でもカッコよくキメるアイドルと思われているが実際はマイクかくまさんのぬいぐるみしか持てない少女の握力の持ち主のぽんこつちゃんな藤ヶ谷さん、彼特有の世界観☆xxx、魅せる時はしっかり魅せるパフォーマンス、とにかく可愛くて美しくてどんなお仕事にも直向きに頑張る藤ヶ谷さんが好きです。昨年は舞台にツアーにドラマに映画に多忙な一年だったと思います。そんな一年を共に駆け抜けて行けたこと、そして俳優としてめきめきと実力を発揮している藤ヶ谷さんをこの目で見れたこと、とても誇りに思います。これからは担当としてその姿を見届けることは出来ませんが陰ながらひっそりと応援していきたいと思います。(後略)
〜卒業生 Brand New Season 合唱〜
季節を知らせる花びらが
ひらひら舞い散るこの先に
眩しい世界が待っている 旅立つ僕らには
瞳を曇らせないで remember to smile
ずっと忘れないよ 離れても
新たな道を歩むけれどその世界はまた今とは違う輝きがある。だから前を向いて、でもあなたを応援していたかけがえのない日々は忘れないよ、というメッセージを込めて歌い上げます。気付くと残留者が手振り付きで一緒に口ずさんでくれているこの景色は一生忘れません。
「全員、起立。サクラヒラリ合唱。」
今までずっとありがとう 何度も流した涙も
春になれば咲き誇る桜を
見上げればきっと 明日も輝ける君の足跡
ひらり 君のもとに春が来た
新曲のカップリングなのでまだまだ認知度は低いかもしれませんが卒業式にはぴったりの曲ですね〜。これはこれから先様々なキスマイ担卒業式で歌い継がれていくのではないでしょうか。
「卒業生、退場。」
〜BGM:Good-bye, Thank you 〜
これはもう当然ぐっさんですよ。ペンライトをゆらゆら、サビは手振り付きで卒業生を見送ります。
この声君に届いて 今こそちゃんと伝えたい
サヨナラよりアリガトウ 心から言えるよ
出逢えてよかったよ
新しい恋をしても胸の中に残るでしょう
季節がどんなに過ぎても全部覚えてたいよ
よろこびも痛みも
なんて卒業生の気持ちがそのまま表されていてそらもう卒業生は号泣です。それにプラス夢にまでに見たペンライトの海に包まれての退場ですよ、泣くしかないですね。
そしてまた数日後、卒業生は新たな門の前に立っていました。入学式です。
そこで彼女は『きっと僕の方がきっと君のことを 誰より笑顔に出来るから』との言葉をいただき、これからのヲタク生活に胸を弾ませるでした。
END。(笑)